1、売ると決めたら早めが吉
あなたがバイクを売ろうと思ったら、1日でも、少しでも早く行動に移すべきです。
それは、中古バイクは車両の状態が良く、相場落ちが少ない間に査定を受ける事がポイントだからですね。
バイクは車と比べ、売り時を逃すと査定での大きな減点に繋がったり、不動車扱いとされてしまう場合が多いんです。
バイクを乗らずに放置すると、思ったよりも簡単に要整備車や不動車になってしまい、再び乗りだすには、更なるお金と手間が必要になります。
また状態が悪くなると、修理のタイミングを失って、そのまま乗る事もなく長期間の放置に繋がり易い。
これがバイクの価値や、売値相場を下げてしまいます。
2、売却前にバイクを綺麗に掃除する
もとより、高く買い取ってくれる業者を選ぶ事が第1ですが、それができれば、後は現車のコンディションを上げましょう。
汚れたバイクより、手入れのできた綺麗なバイクの方が見栄えは良く、業者や個人などの売却先を問わず、より高値で売る事ができます。
査定の際のポイントとしては、見た目の損耗・劣化具合は要チェックです。
塗装面の劣化や小キズ、へこみ、樹脂やゴムパーツの劣化はダイレクトに査定に影響します。
まずは車体の水洗いの後に、タンクや外装などの小キズをコンパウンド等を利用して磨き、可能な範囲で目立たなくします。
できれば、粒子が細かいコンパウンドも使用して、細部も磨ける様に作業しましょう。
コンパウンドで磨けば、その後に外装はワックスを当てて仕上げます。
チェーン類は、クリーナーなどを使用して汚れを綺麗に落としましょう。
経年劣化や錆など、簡単に綺麗にならない場合は、一旦汚れを落とした後にホワイトグリスなどでグリスアップすると、劣化部分が目立たなくなります。
その他、赤サビなどは減点対象になりますので、ホームセンターなどに売っている錆落としクリーナーなどで、劣化部分を落としておきましょう。
ホイールは、強力タイプのホイールクリーナーを利用し、保安部品のメーターカバーやウインカー等、メッキ仕様のパーツの汚れは、メッキクリーナーで磨くと綺麗になります。
メッキパーツが輝いていると、一気にバイクの見栄えが良くなります。
また、バイクのエキパイの付け根周辺や、フレームの地面に近い部分などの錆や塗装のハガレがあれば必ず減額されます。
先にチェックして、直せる範囲で綺麗にしておきましょう。
このように査定前にはバイクを綺麗な状態にしてから、査定を依頼するのが売値を高くするコツです。
3、最も高値で売りやすいバイクは
最も売値相場が高いバイクは、「人気があってフルノーマルのバイク」です。
これは、どの買取業者にも共通するポイントです。
一部の業者は、カスタムバイクでも査定UPが期待できるところもありますが、基本的に買取り側としても、「ノーマル車の方が万人受けがよく、不具合のリスクも少ない」ので、当然に評価が高くなります。
人気車であれば、なお買い手がつきやすいのもノーマル車の特徴です。
そういった点からも、査定を申し込む時は、もし車両をカスタムしていればノーマルパーツに戻しておく。
或いはノーマルパーツもあるのなら、一緒に引き渡せる様に用意しておくという事をオススメします。